本物のインソールをご自身の足で体験してください

足病学（ポダイアトリー）とは

オーソティクスの元となる欧米の医療研究（エビデンス）に足病学というものがあります。足病学の原則に、身体の礎となる足に症状が生じて異常となると、全身を構成する骨、筋肉、腱、靭帯。さらに神経や臓器。血液やリンパなどあらゆる生体構造に異常が生じると言われています。肩こりや腰痛にはじまり、いびきから無呼吸症候群、腹痛や便秘など、あらゆる症状に関与しています。しかし、日本の多くの総合病院おいて縦割りされた内科や外科の専門家がありますが、根本原因となりうる横の繋がり、足の専門医が日本の病院にはほとんどいない状態なのです。
GENKIラボでは足病学を元にオーソティクスを日常生活やスポーツ向けで使用していますが、本来ならば日本の病院治療やリハビリにおいても大いに活躍できる足具です。

足の症状

経年や体重、怪我などの普段の生活環境の積み重ねよって、足の骨格が徐々にさがりゆがむ、扁平化（へんぺいか）。更に土踏まずに隙間が無くなった足のことを扁平足（へんぺいそく）と言います。足の骨格が連り母指球、小指球、踵の３点をそれぞれ繋いだアーチ、出来たドーム型の構造によって足の機能が効果的に働きます。足の骨を留める靭帯が伸び扁平化することで機能低下を起こし、足型や指、爪の変形や変色、角質がマメとして硬化。皮膚の表面には赤みや湿疹、血管の浮き出しなど、足の見えるところに様々な症状が生じます。また、歩くことで、足や脚に生じる張りや痛みも足が異常であることのお知らせをしています。

身体の不調と同時に表れる 足の症状

つい足だけ症状と思われがちですが、足の症状のほぼすべては、足のゆがみや機能低下によって生じています。足の扁平化が脚がゆがませ、身体の要となる骨盤もゆがみます。骨盤がゆがむことで上体と足脚への全身バランスに影響し、姿勢が崩れそれを支えるために筋肉や筋膜、皮膚が硬く、巡りも悪くなります。その状態こそ、あなたが今お困りの症状なのです。放置すれば全身まで連鎖し、身体の様々な症状が増えていき、やがて悪化し病気になってしまいます。日本に足病学が足らないという訳です。

足には４０歳という寿命が誰にでも訪れます

足の機能

人間は２本の足で立ち、その足で歩くこともできる直立二足歩行の機能を持っています。歩き方は誰から教わることも無く、足の踵から地面に着き指先で蹴り出して歩きます。足の骨格は片足２８個。両足なら５６個の骨。大人は約２０６個の骨を持っており足が全体の約１／４が足を占めていることから、足は極めて重要で進化した部位だということです。レオナルド・ダ・ヴィンチが「足は人間工学上の傑作であり、最高の芸術作品」と言うくらい、他の動物ではあり得ない奇跡が足に埋め込まれています。
 

衝撃吸収

歩行における着地の衝撃を吸収する機能。頑丈で大きな踵骨（かかと）の骨を起点とし骨が柔軟化方向に移動し、体重の６～７倍の着地の衝撃を和らげることができます。

路面対応

土や砂、岩場、坂道、アスファルトなど、どんな路面環境であってもバランスで立つことのできる機能。人間はそこに立った瞬間に、路面の状況を読み取り地面を掴み支えます。

効率運動

踵から着床し、足の骨格の本来の位置「ニュートラルポジション」に、関節同士がすべてが組み合わさった状態になることで、足から脚を通し股関節までの骨格が大きな１本の「てこ」のように動くことで、小さい力を効率よく使い身体を前に送り出し歩くことができます。

足の機能を正すのがオーソティクスの役割です。

オーソティクスの特徴

オーソティクスは、ご使用になられる方の足圧を象ったシェル部という硬い材質で出来ています。足の骨格を補正し、かつ重い体重を支えるものなので、ウレタンで出来た市販のインソールと見た目は同じであってもまったく異なります。オーソティクスに足を乗せるだけで、姿勢が本来の位置に寄せ、足や全身の力が入りやすく、運動の動作が軽くなります。どなたでも感じ取れるほど明確な足具が本物のオーソティクスです。しかし、足や身体に変化を与えるからこそ、正しい知識と適切な使用方法、使用条件など、足や身体などの事前準備が必要不可欠です。誤った使い方は、効果が発揮されないばかりか、かえって足や身体に不調を招くことになりますので、安易なご使用はお勧めできません。
GENKIラボで取り扱うオーソティクスは、足を３次元計測し、足病学研究から編み出されたアルゴリズムにより本来の骨格位置を推測し造形された、オーダーメイドであり高機能インソールです。他店や病院でもし既にお作りしたインソールやオーソティクスをお持ちでしたら、ご自身の足やお身体に適切にサポート出来るものかお調べできますのでお気軽にご相談ください。