足裏や指にできる症状の原因は足のゆがみ
外反母趾
症状
母趾の骨が外に突き出し、赤く腫れ歩くと痛みを伴う足趾の変形。
原因
足のアーチが内側に傾く過剰回内より母趾関節の負担が増大し、耐えられなくなって骨のゆがみ。
巻き爪
症状
爪の端が内側に丸まり、食い込んで痛みや出血を伴う状態。
原因
爪は指からの圧力を受けることで広がる習性があります。骨格のゆがみにより指が正しく床に着かないことで丸まります。
爪の変形
症状
足先にかかる圧力が集中し、先端が丸まるように爪の変形。
原因
巻き爪と同様に縦に巻いた状態。足のゆがみにより足指が浮きます。踏み込みを補うために足指に力を頻繁にいれることで正面に爪が巻いていきます。
爪の内出血
症状
足指の特定の箇所に、爪の中で炎症や出血している状態。
原因
骨格のゆがみ、または靴が合わないことで、足指に極度の圧力がかかり爪が剥離または食い込むことで起きます。
たこ
症状
足裏や足指などに表面に角質が厚くなり硬くなる状態。
原因
足の骨格がくずれることで生じます。特定箇所に一定方向の圧力が繰り返し集中することで角質が厚くなります。
魚の目
症状
足裏や足指などに出来る角質が、皮膚の内側に厚くなりやがて芯となる状態。
原因
足の骨格のくずれて、足の圧力がねじれて一か所に集中するためにできます。主に、骨と骨の間にできやすい。
浮指(うきゆび)
症状
まっすぐ立っている状態で、指が反っていたり丸まっていることにより、足指が地面につかない状態。
原因
回内、回外で骨格が崩れている、靴が合ってないなど。
角質の腫れ
症状
足裏や足指の特定の箇所に過大な圧力がかかり炎症している状態。このまま続くとたこ・魚の目になる。
原因
合わない靴を使い続けているため。
自分で分かる、シューズの適正チェック
靴の大きさは、実際の足のサイズより大人は1cmほど指先に余裕を持ったものが靴の長さになります。子供は5mm余裕あるものを選びます。
スニーカーに入っている中敷きを抜いてみましょう。多少ボンドで止まっていますがだいたい引き抜けます。引き抜いた中敷きの踵に合わせて、足を乗せてみてください。はみ出している場合はご自身の足に合っていない靴です。
自分の足はどのタイプ?
足の骨格は、大きく分けて3タイプあります。日本人に一番、多いのはエジプト型です。親指が一番長いという特徴があります。シューズが適正でないと、一番長い親指が圧迫されやすいため、外反母趾なる人も多いのです。人差し指が長い、ギリシャ型は靴の先で圧迫され、上に曲がってしまうハンマートウなどの変形になりやすくなります。全ての指に差がない、スクエア型は、圧力が均一になるためトラブルになりにくいですが、日本人には1割も満たない割合です。