インソールの比較と見分け方

歩く運動の中に人間の秘密があります

 
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インソールとは

about Insole

 

世の中には多種多様のインソールが存在します。消臭機能や靴との隙間を埋めたりするもの。衝撃吸収で歩行を促したり、足裏を痛みを和らげるもの。オーソティクスのように、運動パフォーマンスを高めるもの、姿勢を矯正を助長するものなど豊富にあります。足や身体のお困りごとを抱える方に、オーソティクス(インソール)に手にしても期待するほど効果が無かったと、誤解を招き解決から遠ざかってしまうのを見て残念に思うことがありました。もしインソールをご検討でしたら、事前にご参考に頂けたらと思います。
 
痛みと張りは、筋肉と筋膜の連鎖線が分からないと解決しない

インソールの素材の違い

①市販の既成品は、効果の期待できません。
→ネットや靴店に陳列されたもの。足圧の計測をしないでゆがんだ足を補正するのは困難です。足は100人いれば100通り、人それぞれ異なるからです。
②衝撃吸収の効果は
→靴やソールに衝撃機能とあれば使わない方がいいです。

 
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足の異常で生じる足や身体の症状とは

経年や体重、怪我などの普段の生活環境の積み重ねよって、足の骨格が徐々にさがりゆがむ、扁平化(へんぺいか)。更に土踏まずに隙間が無くなった足のことを扁平足(へんぺいそく)と言います。足の骨格が連り母指球、小指球、踵の3点をそれぞれ繋いだアーチ、出来たドーム型の構造によって足の3つの機能が効果的に働きます。足の骨を留める靭帯が伸び扁平化することで機能低下を起こし、足型や指、爪の変形や変色、角質がマメとして硬化。皮膚の表面には赤みや湿疹、血管の浮き出しなど、足の見えるところに様々な症状が生じます。また、歩くことで、足や脚に生じる張りや痛みも足の異常をお知らせしています。

足の異常で生じる様々な症状

 
一見、足だけの問題にとられがちですが、足の扁平化により脚がゆがみ、身体の要となる骨盤もゆがみます。骨盤がゆがむと上体と足脚への全身のバランスに影響し姿勢が崩れます。それが引き金となってお困りのお身体の症状に繋がっているのです。それを放置すると症状が悪化したり、不意な怪我、さらには病気が発症してしまいます。

足の40歳くらいの寿命がある

 
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足の3つの機能

人間は2本の足で立ち、その足で歩くこともできる直立二足歩行の機能を持っています。歩き方は誰から教わることも無く、足の踵から地面に着き指先で蹴り出して歩きます。足の骨格は片足28個。両足なら56個の骨。大人は約206個の骨を持っており足が全体の約1/4が足を占めていることから、足は極めて重要で進化した部位だということです。レオナルド・ダ・ヴィンチが「足は人間工学上の傑作であり、最高の芸術作品」と言うくらい、他の動物ではあり得ない奇跡が足に埋め込まれています。
 

衝撃吸収

歩行における着地の衝撃を吸収する機能。頑丈で大きな踵骨(かかと)の骨を起点とし骨が柔軟化方向に移動し、体重の6~7倍の着地の衝撃を和らげることができます。

路面対応

土や砂、岩場、坂道、アスファルトなど、どんな路面環境であってもバランスで立つことのできる機能。人間はそこに立った瞬間に、路面の状況を読み取り地面を掴み支えます。

効率運動

踵から着床し、足の骨格の本来の位置「ニュートラルポジション」に、関節同士がすべてが組み合わさった状態になることで、足から脚を通し股関節までの骨格が大きな1本の「てこ」のように動くことで、小さい力を効率よく使い身体を前に送り出し歩くことができます。

足の3つの機能を正しく機能させるのがオーソティクスの役割です。